top of page

歩くたびに足の親指が痛む…もしかして「巻き爪」「陥入爪」かもしれません

 

巻き爪・陥入爪は、足の爪が皮膚に食い込んで痛みや腫れを引き起こす、非常に身近な足のトラブルです。悪化すると歩くことすらつらくなり、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

当院では、巻き爪・陥入爪の状態に応じて保存的治療から外科的治療まで、幅広く対応しています。

●陥入爪とは?

 

爪の端(とくに足の親指)が皮膚にくい込んで炎症や肉芽(赤く盛り上がる組織)を起こしている状態です。

原因には以下のようなものがあります:

  • 深爪や誤った爪の切り方

  • きつい靴やハイヒール

  • スポーツや衝撃による爪の割れ

  • 高齢により爪が厚くなり、うまく切れない状態

  • 巻き爪に伴って起こる二次的な変化

●巻き爪とは?

 

爪が横方向に強く巻き込んでいく状態です。見た目は「ホチキスの針」や「Cの字」に似ており、強く巻き込むほど爪が皮膚に食い込み、痛みを伴うことがあります。

巻き爪が進行すると、切りづらさから爪の端を残してしまい、これが陥入爪の原因(爪棘)になります。

image.png

陥入爪・巻き爪

写真 2025-05-02 12 24 18.png

● 治療方法

当院では以下のような方法を症状に応じて使い分けています:

■ 保存的治療(軽症例向け)

  • テーピング:食い込む爪の力を軽減させます

  • コットンパッキング:爪と皮膚の間に綿を挟み刺激を和らげます

■ 外科的治療(中~重症例向け)

  • 爪母温存爪甲側縁楔状切除術:爪の根元を残しながら、爪の一部のみをくさび状に切除する術式です。変形や再発を最小限に抑えられます

 

再発予防には「正しい爪切り」が大切

 

深爪を避け、足の親指の爪は まっすぐ四角く(スクエアカット)切るのが理想です。爪切りが難しい高齢者や視力が落ちた方には、爪やすりの使用もおすすめしています。

爪が厚くなったり、巻き爪で切りにくい場合は当院でも爪切りを行っております。お気軽にご相談ください。

 

ご相談ください

足の爪のお悩み、お気軽にご相談ください。
一人ひとりに合わせた治療法をご提案いたします。

bottom of page